トレッキングの魅力 〜久保克敬〜
エアロビって知っていますか?エアロビとはエアロビクスの略称で体力トレーニングの一種です。心臓や肺の機能を活発にする有酸素運動のことです。人間にとって血行を良くするのは有酸素運動で、トレッキングとは究極のエアロビだと私は思っています。トレッキングは山に行って登って降るだけでエアロビと同じ効果が得られるし酸素を取り込みながら運動することはとてもいいことです。また、人間は老化とともに肺が弱っていきます。トレッキング(有酸素運動)することによって肺の機能が高まります。
多くの方が実践されている「ウォーキング」これは血液の循環を良くするために最適な運動と言えますが、肺の機能を高めることは難しいでしょう。それに比べ、登ったり降ったりする「トレッキング」は肺の機能を高め、筋肉をつけることができます。
降りるときは、自分の体重の3倍くらいの負担が足にかかるため、効率的に筋肉を鍛えることができます。
普通の筋トレは「さあ、やるぞ」と行き込んで始めますが長続きするのが難しいです。しかし、トレッキングは目の前に山があるから登るしかないんですよね(笑)。だから自然と筋トレができてしまいます。
他の運動とは違い、四季を感じられます。花や木、また景色など様々な変化があります。普段の移動手段が車だとスピードが速く小さな花は見つけられないですよね。鷹や鷲は視力が二十もあり、飛んでいても小さなミミズを見つけることができます。
対して人間は歩いてやっと小さな花を見つけることができます。普段の移動手段が車の人は季節を感じることがなかなかできません。
トレッキングといっても私は低山にこだわっています。満観峰は標高500メートルで、300メートル〜500メートルの低山の良さがあります。生活圏にあり、人間の文化に触れて理解できるから低山にこだわっています。私は満観峰に100回以上登っていますが毎回景色が違うから楽しみが続きますよね。トレッキングは肺の機能を高め筋肉がつき景色などを楽しみながら登ることができるため、自然にストレスの解消にもなります。
低山は登るのに大体2時間ぐらい登るのにかかりますし、心拍数も上がります。結構きついと思うことがありますが登れてしまいます。なぜかというと1回でも登ったことがあるとその時の達成感を覚えているからです。山の頂上で見る景色は格別で他の運動の何倍も達成感を感じることができるのです。500メートルくらいの低山なら初めての人や運動不足を感じている人でも登れます。無理をしてついていく必要はなく、自分のペースで登りましょう。ゆっくりな人でも2時間半ぐらいで登れます。私の5歳の孫も一緒に登ることができたので心配はいりません。とにかく登山は気持ちがいいです。爽快感や清々しい気持ちになり、気持ちのいい汗を流すことができます。
登山の魅力は健康法の中でいちばんお金がかからない。最小のコストで最大の効果が得られます。「膝腰が痛い」とできなくなるその前に今から始めれば足腰が鍛えられ80歳でも90歳でも続けることができます。膝腰が痛くなるのも予防できます。
昔から自然が好きで、山登りをしてみたいと思っていましたが、何かと理由つけて実践できずにいました。私は今年60歳になりました。登山を初めて約一年半経ちましたが、もっと早くからやっていればよかったと後悔しています。
春は毎週のように花が咲いています。冬から春にかけて劇的に景色が変わり、5月には新緑がとても綺麗です。夏は様々な生き物に出会うことができます。秋に紅葉を観て、冬に散ってしまいますが、湿度がないため満観峰から綺麗に富士山🗻が観られます。
私はこの日本ならではの四季が楽しめる登山が魅力的に感じます。そしていろいろなコースがあるので景色に飽きがなく、毎回違った発見があります。トレッキングの様々な魅力を紹介させていただきました。みなさんも実際に山に登ってそれぞれの魅力を見つけてみてください。
季節を感じる会の参加でトレッキングを始めるきっかけになっていただけたら幸いです。無料ですのでたくさんのご参加をお待ちしております♪
🗓日付 11月23日(水)
🕛時間 午前7時
📍場所 静岡県 焼津市 花沢の里 臨時駐車場(公衆トイレ前)
参加ご希望の方は☎ 054-257-1761